相島積石塚群の歴史

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    相島を代表する前方後方墳

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    古墳を知らせてくれる赤い杭

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    相島積石塚群特有の2段蓄積

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    積石塚から見渡す景色

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    死んだ人を埋葬する箱式石棺

概要

 相島積石塚群は1994年から始まった調査の結果、石を積んで造った古代の墓で全国的にも数少ない珍しい遺跡であることが分かりました。国の補助を受け発掘調査を進めいていくうちに、だんだんと人々の関心も高まり注目されるようになりました。
 この積石塚は、海人族(船で運送や貿易をし、海に勢力をはっていた部族)の墓ではないかという説があります。海人族とは古代に筑前(福岡県)の海を支配したといわれる一族のことで、3つの海人族(住吉族・阿曇族・宗像族)がいたとされています。相島積石塚は現在までに254基が確認されていますが、誰が造ったのか未だ謎に包まれています。

注目ポイント

相島積石塚群の歴史

積石を築く!

浜の石を運び積み上げるには相当の労力と人手が必要でした。そのため、大きな石塚はかつて強い勢力をもっていた一族の族長など、位の高い人物の墓であると考えられています。

相島積石塚群の歴史

積石塚の出土品 その1

積石塚の1基から比較的形の整った鉄刀が発掘されました。塩分の多い海岸の塚に鉄製品が残っていのは大変珍しく考古学的な価値の高い出土品です。

相島積石塚群の歴史

相島の出土品 その2

4~5世紀にかけて朝鮮半島から伝えられたと思われる須恵器が発見されており、この土器から積石塚が造られたのは5世紀の前半ごろと推定され、当時既に朝鮮半島と交流があったことが分かりました。

外部リンク

参考文献

  1. 新宮町誌編集委員会,”新宮町誌”,新宮町役場,pp.869-871,1997/01/11.
  2. 「わたしたちの町 新宮」執筆委員会,”楽しく学ぶむかしといま わたしたちの町 新宮”,新宮町,pp.28-29,1999/2.
  3. 歩こう新宮町歴史散策マップ

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